事例一覧
事例01:担当者の毎日の業務を改善
導入前
担当者が電話とLINEメッセージのやり取りでバス予約に対応しているため、もっと手軽に予約を受け付けて、業務を改善したいと考えていました。ドライバーは予約内容をいつでも把握できるようにして、予約の入っていない便を運休にしたり、豪雪地帯のため、公共の交通機関は遅延が発生しやすいが、5分以上遅れると、バスの運行状況についての問い合わせの電話が入ってしまうので、問い合わせを減らすことができるシステムを探していました。
導入後
利用者が直接ロコバスに予約を入れることで、LINEメッセージの確認業務が減少しました。予約締め切り時間はバス出発時間の60分前まで予約可能に設定し、予約内容はドライバーが直接確認できるため、利用者が居ない便を当日でも運休にすることが可能になりました。
また、バス位置情報のオプションを利用して、バスが現在どの位置まで来ているのかを、利用者が直接スマホで確認できるため、問い合わせが減り、業務が軽減しました。バス位置情報を取得する端末は、バスのシガーソケットから電源を供給するタイプのため、取り付け工事もドライバーの操作も不要で便利です。
事例02:予約人数に合わせて、運行車両の変更が可能に
導入前
路線バスが廃止され、高校生が駅まで行くことができなくなってしまったので、予約制のバスを運行することになりました。ドライバーが予約を確認して、予約をした利用者は全員乗車させたいと希望していました。
導入後
高校生がスマホから予約し、ドライバーが予約内容を直接確認します。予約人数によって使用する車をワゴン車と25人乗りスクールバスで使い分けて、予約者全員を乗せながらもコスト削減できるようになりました。
事例03:アナログ運用のミスを削減
導入前
スクールバスを運行しているが、役場が電話とFAXで予約を受け付けてExcelに入力し、運行会社にFAXで依頼していたため、アナログで運用ミスが多く、システム化できないかとの要望が上がっていたが、子供たちも減少しているため、高額なシステムは導入できないと考えていました。
また、電話予約しか行っていないため、市役所の窓口が開いている時間帯しか予約を受け付けていませんでした。しかし、利用者は平日の9時から17時に電話で予約を入れることができない人が多く、困っていました。
導入後
利用者がロコバスに入れた予約を、運行会社が直接確認できるため、運用ミスが減りました。
また、役場が閉まっている時間でも、利用者が好きな時間に予約ができるようになりましたので、子供の体調不良による急なキャンセルも可能になりました。
事例04:路線数の少ない山間部のための「ちょうどよい」システム
導入前
市街地は高度な予約システムで対応していますが、山間部は移動距離が長く利用者も少ないため、高度なAIシステムは不要ですので、簡単に利用できる予約システムを探していました。
導入後
予約の無い便を運行しないため、維持コストが少なくなりました。バス位置情報のオプションを使用しているため、利便性は市街地と変わりませんでした。
事例05:自動運転車両実証実験でのかんたんバス予約
導入前
自動運転車両乗車体験イベント用に予約システムを探していました。乗車できる人数が限られているため、できるだけ多くの人に体験してもらいたいと考えていました。
導入後
LINEアカウントを使用して手軽に予約できるようにし、1日に予約できる回数を2回までに設定しました(カスタマイズ機能です)。7日先まで予約可能に設定することで、イベント開始の7日前からしか予約が入れられないようになり、多くの人に体験してもらうことが可能になりました。
事例06:利用者に本当に必要な機能だけでカスタマイズ
導入前
企業のシャトルバスを地域住民に利用してもらうために高度なシステムで実証実験を行いましたが、結果、高度な機能は必要無く、利用者が使いやすいシンプルなシステムにしたいと思いました。
導入後
高齢者の予約を簡単にする機能に特化したり、回数券やチケットの購入もロコバス上で行えるようにカスタマイズを行いました。打合せを何度も行い、バスをもっと利用してもらえるように年々ロコバスをカスタムして改善を行っています。
事例07:自治体と運行会社の連絡用としてのシステム
導入前
小学校の帰りのバスは、行事の都合や悪天候で出発時間が変わるため、学校側から運行業者に電話で連絡する必要がありました。
伝え忘れや勘違いなども起こりますので、かんたんで確実に運行を依頼する方法を検討していました。
導入後
学校担当者が利用者としてロコバスでバス予約をおこない、運行管理者がドライバー画面でどの便を運行するのかを確認できるようになりました。相手の都合を考えての電話連絡をする必要が無く、確実に伝わりますので安心して運行を依頼できるようになりました。
事例08:帰宅時間のデマンド型バスで利用
導入前
朝の通勤・通学時間帯には、定時・定路線型の予約が不要なバスを運行しています。しかし、帰宅時間は会社員と高校生で異なり、しかも毎日同じというわけではありません。そのため、帰宅時間の運行バスをデマンド型にするため、かんたんに予約ができるシステムを探していました。
導入後
乗車は駅などの3か所で降車場所は町内60箇所のバス停から選択して事前予約をしてもらいます。予約の無いバスは運行を行わず、予約がないバス停は経由しません。予約があったバス停のみで停車するので、最短距離・最短時間で運行でき、利用者も早く帰宅できるようになりました。
事例09:路線バスに接続するためのコミュニティバスで利用
導入前
利用者が少ないため廃線となった路線バスの代わりに運行するコミュニティバスの予約を簡単にできるシステムを探していました。
導入後
バス停と自宅前を停留所として設定しました。また、指定エリア内ではどこでも乗降できるようにしました。予約の乗降場所にエリアを選択して、備考欄に自宅の住所などの詳しい乗降場所を入力してもらいます。自宅前まで送迎できるため、高齢者が多い地域で便利にバスが利用できるようになりました。
事例10:循環型路線の自動運転バス実証実験で利用
導入前
循環型路線で運行する自動運転バスの予約ができるシステムを探していました。
導入後
便を1つにすることで、循環型路線でも予約できるようにしました。多くの人に体験してもらうため、利用者の予約画面に予約の残席数を表示するようにカスタマイズしました。
事例11:スクールバスを一般の人にも利用してもらうために導入
導入前
都市への移動ニーズにこたえるため、路線バスや電車へ接続できる高校通学バスを利用して、地域の足を確保しています。前日までの完全予約制ですが、電話受付だけでなく、手軽に予約できるシステム導入を検討していました。